暖簾の活躍パターン
日常的に特注のれんというと、和風の店舗用のもの、古い家屋の軒先に吊るされているというイメージが先行しています。
しかし、本来オリジナル格安のれんは空間に圧迫感を与えることなく仕切る事の出来る優れ物。十分現代建築の中にも溶け込む事が出来るのです。
オーダー暖簾はどのような用途で作成され、活躍しているのか。こちらでそのパターンを集めてみました。
室内の仕切りに利用する
厨房とホールの仕切りや、個室ごとの仕切りとしてプリント製作暖簾は程よく空間に線引きする事の出来るアイテムです。
壁がいちいち設けられていると、重厚過ぎて圧迫感を感じてしまいますし、そもそも工事費用がかかり過ぎます。
改築の不可能なテナント店なら尚の事、工賃の発生しない激安のれんによる内装制作はもはや和店舗に留まらず洋風のカフェやレストランにまで普及しています。
和の伝統柄だけでなく、ビビッドカラーや北欧スタイルの印刷デザインを取り入れれば十分にモダンなインテリアが出来上がるでしょう。
ドア代わりに利用する
お客さんにとってはお店に入りやすく、スタッフにとっては作業のしやすい店内をのれんで制作します。
小春日和の良く晴れた日には、店舗の入口を開け放っている飲食店も珍しくありません。風が通ればそれだけ清々しいですし、美味しい料理の匂いを外まで運べば良いアピールにもなります。
のれんを吊るせば、風が直接舞い込むのではなく生地を通して店内を循環するので優しい風当たりになります。また、見た目にも開けっ放しの状態よりも一枚ベールがあることでお店の雰囲気に高級感が添えられるのではないでしょうか。
タペストリーとして利用する
掛け軸よりも格安で作成出来るのれんは、柄の美しさからそのままタペストリーとして使用できます。
店舗であればおもてなしのメッセージを大きく印刷したり、個人であれば贈答用に豪華な染め紋様をあしらっても素敵です。